
ごあいさつ
丹波路の山並みがうららかな春光に浮かび、桜花に心が和む季節となりました。このたび、泰友書道会ホームページ開設にあたり、私も現在、書道を学ぶ者として、一言お祝いを申し上げます。
泰友書道会におかれましては、昭和52年の設立以来、実用書道を追求し、日常において実践に即応できる力をつける「即践力の会」として積極的な活動を展開され、書道の普及・発展を通じて京都府の文化芸術の向上に多大な御貢献を賜ってまいりました。その御熱意と御努力に、厚く御礼を申し上げます。
また、昨年5月に、泰友書道会創立30周年記念事業を盛会裏に終えられ、私も、その展示会に出品を致し、表彰式での挨拶におきまして、作品制作時の体験談や書道の醍醐味をお話いたしました。書道は、筆跡や墨の濃淡、点画の重なり具合によって紙の上に味わいを見い出す繊細な芸術でありますが、私たちの日常生活の中にも深く浸透しております。毎回、短い時間ではありますが、白紙に向き合う際の研ぎ澄まされた空気と書き終えた時のすがすがしさに、書道への親しみと奥深さを改めて実感しているところです。
このような書道に多くの府民の皆様が親しまれますことは、芸術文化活動を通じて「潤い」に満ちた地域社会や府民生活を実現していく上でも誠に意義深いことと考えております。
京都府といたしましても、文化芸術の振興を図るため様々な施策に取り組んでいるところですが、特に本年の「源氏物語千年紀事業」や、平成23年に本府で開催いたします「国民文化祭」などを通じて、世界に誇る京都の文化芸術による地域の活性化や、文化の次世代継承を推進してまいりたいと考えております。
結びに当たりまして、二代目竹嶋泰華会長を筆頭として、泰友書道会が31年の蓄積を礎に、ますます発展されますことを祈念いたしまして、お祝いの言葉といたします。
平成20年4月
京都府知事
山田 啓二

知事室にて山田啓二京都府知事様とお写真を撮らせていただきました。